Meta社がオープンソースのAIモデル「Llama 3」を発表!ローカルでの使い方は?日本語対応は?
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MetaがLlamaファミリーの次世代大規模言語モデル「Llama2」に次ぐ「Llama 3」をリリースしました。
ここではその特徴やローカルでの使い方、日本語対応かどうかをまとめてみました!
Meta社発表
Meta社は2024年4月18日、Llamaファミリーの次世代大規模言語モデル「Llama 3」をリリースしました。
研究目的のほか、月間アクティブユーザーが7億人以下の場合は無償で商用利用が可能となっています。
また同社のチーフAIサイエンティストであるヤン・ルカンによると、より高性能な新バージョンも開発中とのことです。
「Llama 3」とは
Metaは、オープンソースの大規模現モデル(LLM)の最新版「Llama 3」を発表しました。
80億パラメータと700億パラメータの2つのモデルの提供が開始されています。
「Llama 3」は各クラウドプラットフォームを通じて提供されるほか、AMD、AWS、Dell、Intel、NVIDIA、Qualcommが提供するハードウェアプラットフォームからもサポートされます。
「Llama 3」は、幅広いユースケースをカバーできる、80億パラメータと700億パラメータの2つのモデルが公開されています。
さまざまなベンチマークで最先端の性能を示し、このクラスのオープンソースモデルとして、現時点で最高の性能と謳っています。
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またフィードバックを受け取って改善しながら、今後数カ月のうちに新機能の追加やパフォーマンス強化が実施される予定です。
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この中には多言語対応なども含まれる。日本語の対応については後述します。
その性能は、事前・事後学習を大幅に改善したことで、Llama 2から大きく飛躍しました。
業界標準とされているベンチマークのほかに、自社優位とならないよう厳しい管理下で項目を設定した独自のベンチマークテストも実施し、Claude Sonnetをはじめ、最高クラスの性能を誇る競合モデルを上回る結果を収めたとアピールしている。また、雑学問題やコーディング、歴史的知識などのユースケースで特に優れた性能を発揮するという。
80億パラメータと700億パラメータのモデルは最初のリリースと位置づけており、今後は4,000億パラメータ以上のモデルも計画。ベンチマークテストの結果として、その性能の一端が公開されている。
「Llama 3」は、同時に発表された「Meta AI」でも活用されており、エンドユーザーはFacebookやInstagramなどからMeta AIを使うことで、Llama 3の性能に触れることができる。Meta AIの多言語対応は今後実施される。
日本語対応
Llama 3は日本語にも対応しています。
公式では「英語ほどのパフォーマンスではない」としていますが、日本語使用も問題なさそうです。
使い方
以下でOllamaを用いてLlama 3を実行する方法を紹介していますので、是非参考にされてみてください。
https://gigazine.net/news/20240419-meta-llama-3
終わりに
最新のLlama 3についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
個人的には、今後発表予定の、Llama 3での使用のフィードバックを活かした4000億以上のパラメータ以上のモデルも期待が高まっています。
Llama 3は多くの方がFacebookやInstagramなどの中でMeta AIを通して使用することになると思うので、新性能が楽しみですね!