海上自衛隊のヘリ2機が追突墜落事故か 1名救助、7名不明
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2024年4月20日夜に海上自衛隊のヘリ2機が行方不明になりました。
ここではその関連情報をまとめています。新たな情報が入り次第追記していきます。
消失場所
伊豆諸島の東方海域の鳥島周辺で訓練中に消息を絶ったとのことです。
乗員計8人のうち7人が行方不明で、機体の一部とみられるものが海上で発見されています。
現在は海自などが詳しい情報を調査するとともに現場捜査が行われています。
2機のうち1機の緊急信号を受信したとのこと。
木原稔防衛相によると、2機の所属は、長崎県の大村航空基地と徳島県の小松島航空基地所属とのこと。
護衛艦や航空機を投入し、捜索しています。
機体
消息を絶った2機とも、SH60K哨戒ヘリコプターとのことです。乗員は最大4人とのことで、今回の2機は乗員いっぱいだったと思われます。
哨戒ヘリコプターSH-60Jをもとに機体を再設計し、搭載システムの更新・強化を図ったものであり、開発は三菱重工業と防衛庁によって行われています。
墜落の原因
木原防衛大臣は、2機のフライトレコーダーを近接した場所で発見し、回収したことも明らかにしたうえで、「衝突した可能性が高いと判断している」と述べています。
事故当時、2機はほかのヘリコプターも含めて合わせて3機で海上自衛隊の潜水艦を目標に潜水艦を探知する訓練を行っていたということで、2機が著しく近接していたことを示すデータがあったことなどから、空中で衝突した可能性が高いとしています。
報道
木原防衛相は「2機は墜落したと考えられる。原因などは不明だが、まずは人命の救出に全力を尽くす」と述べています。
現在は1人収容されましたが死亡が確認されています。
海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長はは21日午後、会見を開き、2機にはそれぞれ機長1人と副操縦士1人、それに航空士2人の合わせて4人が乗っていたとしたうえで、機長の氏名について、▽長崎県の大村航空基地所属の松田拓也3等海佐と▽徳島県の小松島航空基地所属の板村一輝3等海佐だと明らかにしました。
海上幕僚監部によると、20日午後10時38分に海自の哨戒ヘリコプター「SH60K」1機と通信が途絶え、同39分に緊急信号を受信。
さらに午後11時4分、別の1機とも通信が途絶えました。
2機には隊員らが4人ずつ搭乗していたといいます。
自衛隊幹部は今回の事故について、記者団に「他国の関与はないと考えるのが適当だ」と述べています。
1機との通信が途絶えてから2機目との通信が途絶えるまでに26分のタイムラグがあるので、どこまで公になるかは不明ですが、通信で当時の状況がある程度把握できているかもしれません。
終わりに
同時に2機が事故に遭ってしまうのはあまりにも驚きですね。
死者も出ているということで残念でなりません。
新たな情報が入り次第追記していきます。