”劇症溶連菌感染症”とは?症状や予防法も詳しくご紹介

昨今流行している”劇症溶連菌感染症”とその症状や予防法について紹介します。

劇症溶連菌感染症とは?症状は?

劇症溶連菌感染症(劇症型溶血性レンサ球菌感染症)は突発的に発症し、急激かつ劇的な病状の進行を特徴とする致命率の高い感染症です。

初期症状としては、発熱や悪寒などの風邪様の症状、四肢の疼痛や腫脹、創部の発赤などが見られます。発病から病状の進行が非常に急激かつ劇的で、筋肉周辺組織の壊死を起こしたり、血圧低下や多臓器不全からショック状態に陥り、発病後数十時間で死に至ることも少なくありません

溶連菌は咽頭炎を引き起こすことが知られていますが、まれに急速に進行し劇症型となります。「人食いバクテリア」と呼ばれることもあり、致死率は30~70%とされます。患者は、過去最多だった昨年を上回るペースで増えています。

理由は、毒素の量が多く、感染が広がりやすいためと考えられています。

また、2010年代に英国で流行した病原性および伝播性が高いとされるUK系統株の確認が、2023年夏以降に日本国内でも確認されています。

都道府県別で見ると、2024年は関東や九州周辺で感染が確認されています。

どのような人が罹りやすいか?

国立感染症研究所に2024年は335例の届出があり、これまでで最も多い届出数となりました。
335例の届出の中で年齢内訳は、20歳未満13例、20代6例、30代22例、40代46例、50代44例、60代68例、70代76例、80代以上60例となっており、40代以降で発症が多くなる傾向がありました。

原因と感染経路は?

喉への感染や傷からの感染がありますが、感染経路が不明の場合もあります。

死亡事例は?

上記の報告があった335人のうち、77人の死亡が確認されています。うち1人が20代であったことも分かっています。

治療方法は?

抗菌剤による治療が行われます。筋膜炎の場合は、壊死を起こしている部分を切除し感染の拡大を防ぎます。

予防・対策について

うがいや手洗い等の一般的な感染症予防に努めるとともに、ケガをした際の傷口はよく洗い、消毒などを実施することで清潔に保ちましょう。

以上、昨今話題の劇症溶連菌感染症について紹介させていただきました。日頃からの感染症予防に努め、感染を予防していきましょう。

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