日本人俳優のプロデューサー業が今熱い!佐藤健、賀来賢人、山田孝之等

映画やドラマにおいてプロデューサーの役割は多岐にわたります。作品にもよりますが、責任者として企画の立ち上げから資金調達、キャスティングやスタッフの選定まで携わることが多いです。そしてクリエイティブ面でも監督・ディレクターとともに舵取りを行います。

ハリウッドでは、以下に紹介する実力派俳優たちがプロデューサーとして活躍をしています。

日本はというと、ハリウッドに比べ、これまで映画でもドラマでもそれほど多くない印象でした。

そんな中、ここ最近世界や国内で配信のドラマや映画で第一線で活躍する俳優が、出演とプロデューサーを兼ねるというニュースを耳にするようになりました。

プロデューサー業とは

映画やドラマなどの企画、資金集め、予算管理、タレント検討・交渉、あるいはクリエイティブのヘッドを務めます。

上に書いた通り、プロデューサーと名の付く仕事内容は多岐に渡ります。

脚本、演出をしているのかといえばそうではなく、作品全体におけるリーダー、“総責任者”のような存在、といえば分かりやすいかもしれません。

俳優を行いながら、プロデューサーを行えるということが、如何に視野が広く多才であるかということがよく分かりますね。

ハリウッドでプロデューサー業をしている俳優とその作品

トム・クルーズ

「ミッション・インポッシブルシリーズ」

ブラッド・ピッド

「それでも夜は明ける」

レオナルド・ディカプリオ

「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」

ここで挙げた大物俳優以外にも、ハリウッドでは多くの大物俳優がプロデュース業を兼業しています。

日本でプロデューサー業をしている俳優とその作品

賀来賢人

Netflixで2月15日に配信スタートした「忍びの家 House of Ninjas」(全8話)で俳優兼プロデューサーを務めています。

海外では行われていることが、「日本ではやっちゃいけないみたいな空気」をどこかで感じていた賀来。それを打破することで、「もっと作品の幅も広がるのでは」という思いも。

2020年秋にNetflixに企画を持ち込み、実現することになると、原案も手掛け、共同エグゼクティブプロデューサーとしてクリエイティブ面を担いました。

本作は、現代に生きる最後の忍び家族をテーマにし、海外でも注目。配信開始後の4日間のNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ、2月15~18日)で初登場2位、翌週(2月19日~25日)には1位に躍り出ました。「命懸けの作品」と語っていた賀来の思いが見事に昇華されている作品になっていると思います。

山田孝之

近年、製作側の仕事も精力的にこなしています。「銀魂」シリーズの福田雄一監督・脚本の実写ドラマ「聖☆おにいさん」では製作総指揮を務め、染谷将太などへのオファーを、山田が直々に行ったことも話題を呼びました。

山田はその立ち位置について「現場で、俳優としている時と、プロデューサーとしている時とは脳みそが違います。プロデューサーをやったからといって、その経験が俳優業になにか影響を与えるかというとそんなことはないです。それに、プロデューサーという肩書がつかなくても、俳優で企画や宣伝に携わっている人も多いです」と述べています。

大沢たかお

Amazon Originalドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」(全8話)で俳優兼プロデューサーを務めています。

映画「キングダム」の撮影中に松橋真三プロデューサーから出演とプロデュースも担ってほしい、と提案され、原作のファンでもあった大沢は快諾。かわぐち氏の元へ企画プレゼンに出向いた他、防衛省や自衛隊への協力依頼も自ら連絡を取り、「熱意的なプレゼンに皆さん心打たれていました」と戸石紀子プロデューサーが語っています。

配信開始後4日間時点の国内視聴者数で実写作品の歴代1位を記録する反響となった本作は、2月20日に続編制作決定の発表がされました。

真田広之

ディズニープラスのスターで配信中の「SHOGUN 将軍」は、真田が「あらゆるものをこの作品に注ぎ込んだ」ドラマです。そこにあったのは「日本の文化を正しく世界に紹介したい」という強い思いで、本作で真田は俳優兼プロデューサーを務めています。

“本物の日本”にハリウッドの壮大さが融合した本作は、アメリカのレビューサイト、IMDbでは10点満点で9.2、Rotten Tomatoesでは99%の評価スコアを獲得(※いずれも3月6日現在)するほど、世界も魅了しています。

佐藤健

本年2月末には、新たにNetflixで佐藤が主演と共同エグゼクティブプロデューサーを務めるドラマ「グラスハート」が2025年に全世界配信されると発表がありました。佐藤は「韓国ドラマが世界中でヒットするようになり、日本の実写作品も同じように世界中に愛されるものになってほしいと思うようになりました。それはぼくにとって初めてできた目標であり夢のようなものでした」と思いを語っています。

また佐藤は、「プロデューサーとしてクレジットされるか、されないかの違いだけ。されてなくても、事実上、作品をプロデュースしている俳優は、かなりたくさんいます。また、僕は俳優が、ちゃんとプロデューサーとして入るというやり方は正しいんじゃないかなとも思っています」と考えを語っています。

ここまでたくさんの俳優兼プロデューサーの方々を紹介してきましたが、”俳優たちの強い思い”が作品をより良いものへと導いているのではと思えてなりません。

俳優とプロデューサー、一見役割は全く異なる二役ですが、その作品にかける思いは共通しているでしょう。

映画やドラマ好き、また好きな俳優がいらっしゃる方にとって、うれしいこの俳優×プロデューサー業が、今後、日本でも潮流となっていくことが楽しみですね。

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